日帰り白内障手術とは

日帰り白内障手術のイメージ画像

当院では、日帰り白内障手術を行っています。同手術は、水晶体が何らかの原因で白濁してしまい、それによる視力低下で日常生活に支障がある場合に行われるもので、主に濁った水晶体を取り除いて、その代わりとなる人工の水晶体(眼内レンズ)を挿入するなどしていきますが、手術の方法としては、水晶体超音波乳化吸引術(PEA)、水晶体嚢内摘出術(ICCE)、水晶体嚢外摘出術(ECCE)の3つがあります。一般的によく行われているのが、水晶体超音波乳化吸引術(PEA)で、当院もPEAを採用しています。

水晶体超音波乳化吸引術とは

水晶体超音波乳化吸引術では、点眼による局所麻酔下で行われ、黒目と白目の境となる部分に2~3mm程度の切開創を作り、そこに超音波乳化吸引装置を挿入します。同装置から発生する超音波の振動によって、白く濁っている水晶体を粉砕し、砕いた水晶体は同じ装置によって吸引されます。なお摘出するのは水晶体の核となる部分のみで、前嚢の一部と後嚢は残し、摘出した部分に人工の水晶体(眼内レンズ)を挿入することで、手術は終了となります。手術時間は15分程度になります。また手術は点眼麻酔のみでほとんど痛みを感じる事はありませんがまれに痛みを強く感じる方がおりその場合はテノン嚢下麻酔といって白目の奥に麻酔を追加することもあります。
ちなみに術後の見え方については、人それぞれです。例えば、翌日からクリアに見えるようになったという患者さんもいれば、1週間から1か月と時間をかけて徐々に見えるようになっていったという患者さんもいるなど個人差あります。

このほか手術後も注意点があります。術後1ヵ月程度は週に1回程度の通院が必要とされ、3カ月くらいまでは目薬をさす(点眼)必要があります。また汗をかく程度の運動に関しては、術後1週間は控えていただきます。このほか汗や水が目に入らぬよう、術後数日は顔は拭く程度にしてください。